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努力したことを褒める


最近「サイエンティフック・アメリカン誌」に、はっ!と思う論文が掲載されていました。キャロル・ドゥエック博士の研究では、「スキルは同等なのに、難題に直面した時に諦める子供と粘り強く学ぼうとする子供がいる。その両者の差は『できない理由の捉え方』だというのです。第1のタイプは、小さい頃から「あなたは頭がいいのね」と、才能を褒められきました。そのような子どもは、失敗すると追い詰められたように感じてしまい、挑戦することを避ける傾向があるというのです。第2のタイプは「頑張って取り組んだのね」と努力を褒められてきました。そのような子どもは困難な課題にも粘り強く取り組む努力をする傾向があるという研究結果でした。興味深いことには、「頭の良さを褒められた子どもは、簡単なテストを選びたがり、問題が難しくなると自信を失い、スコアを自分で計算させると点数を水増しする傾向が見られた。逆に努力を褒められた子どもは、選択肢を与えられると、難しいテストに挑戦したがる傾向があったというのです。(最高の子育てベスト55)トレーシー・カチロー著

お母さんからの「上手な声かけ」コーチング:  ① 『足が速いんだね』よりも『素晴らしい走りだね』(幼児向け)

② 『すごい、もうできた!頭いいね!』よりも、『難しい問題も全部頑張ったね!』(小学生向け) 毎日のお母さんの口から出る言葉で子どもは育っていきます。感情に走った言葉ではなく、冷静に肯定的で暖かい言葉使いを心がけましょう。

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